子宮頸がんワクチン接種の積極的な受診勧奨が4月より再開されました。

2022/04/24

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 ヒトパピローマウイルス(HPV)は、性的接触のある女性であれば50%以上が生涯で一度は

感染するとされている一般的なウイルスです。

 子宮頸がんの主な原因とされているウイルスで日本では毎年約1.1万人がかかっており、近年若い世代に増えていることが問題になっています。 子宮頸がんワクチンは日本では平成25年度より定期接種となり、対象年齢であれば、無料で接種できるようになりましたが、積極的勧奨が一時中止になり、このままの状況が続くと若い世代のHPVに感染するリスクが高くなると予測されます。

 

 そのような背景もあることから勧奨を再開しました。厚生労働省は令和44月から子宮頸がんワクチンの積極的な接種勧奨を再開いたしました。


 【定期接種の対象となる人】

・小学6年生~高校1年生相当の女子

・平成917年生まれの女子

 (令和44月から令和73月の間が対象)


ワクチンで予防できるのは子宮頸がんの5070%程度のため定期的な子宮ガン検診を受けることも大切です。

 

 接種券が手元に無い方は各自治体の保健予防課等にお問合せください。

 

 当院でもワクチン接種・子宮がん検診は可能ですのでお問合せ・ご予約承っております。

 

 娘さんのワクチン接種と一緒にお母さんの子宮ガン検診はどうですか。

 

伊集院産婦人科 電話 099-248-0008(代表)