膣式手術のご紹介

2018/11/05

t f B! P L
近年、「腹腔鏡下手術」が手術療法の大半を占めてきています。

 

当院では以前より、「膣式による子宮全摘出術、卵巣腫瘍摘出術」にも積極的に取り組んでいます。

 
「開腹手術」と比べて
入院日数が短く、術後の痛みも少ないです。また、「開腹手術」や「腹腔鏡下手術」と違い、全くお腹に傷が残りません

 

〇子宮筋腫の膣式手術の適応
 ・ソフトボール大くらいまでは、筋腫核を小さく分けて取り出すことができます。また術前にお薬で小さくしてから手術することがあります。
 ・癒着の強い場合や子宮が下がらない場合、膣壁の進展が悪い場合には膣式ではできないことがあります。

 

〇卵巣腫瘍の膣式手術の適応
 ・良性疾患に限ります。(術前にMRI、採血等で悪性の否定をします。)
 ・卵巣腫瘍の位置や癒着の強い場合、膣壁の進展が悪い場合には膣式手術ができないことがあります。

 

手術をお考えの方は、一度診察にお越しください。

 

 

理事長 伊集院